共用スペース

多くの人が行き来する社員食堂、通路、共用スペース、従業員の休憩エリアなどは、しっかりと清掃し衛生的な状態を保ち、細菌やバクテリアの拡散を防ぐことが肝要です。共用スペースは清潔な印象を与えるだけでなく、実際に衛生的でなければなりません。そのためには、日常清掃とディープクリーニングを組み合わせることが必要です。日々の清掃で見過ごしがちなドアノブなどは細菌が増殖しやすいので、定期的な清掃が欠かせません。共用スペースを常に清潔にしておくことは、安全な職場環境の整備に欠かせません。

共用スペースの清掃

衛生管理のためのヒント-除菌の前に清掃を行う

除菌作業にかかる前に清掃することが重要です。水と洗浄剤を使って清掃することで、汚れやホコリを効果的に落とすことが出来ます。
清掃が済んだら、続いて除菌作業を行います。除菌により病原となる微生物の破壊が進み、有害な微生物が減少します。
これにより床や調理台などを清潔に保つことが出来ます。

  1. 清掃中は必ず使い捨て手袋やエプロンなどのPPE(個人用防護具)を着用しましょう。
  2. 必ず用途に適した洗剤、除菌洗剤をご使用ください。

清掃が必要なエリア

テーブルと椅子の清掃

テーブルと椅子

テーブルや椅子の掃除には、マイクロファイバークロス、洗浄剤、除菌洗浄剤を使った拭き掃除が有効ですが、除菌の前には必ず埃や汚れを落とす必要があります。テーブルは使用前後に必ず除菌し、細菌感染の予防に努めましょう。

キッチン用品の清掃

キッチン用品

フォーク、ナイフ、スプーンなどのキッチン用品は、毎日徹底的に洗浄し除菌しましょう。60℃以上のお湯を使うと、ほとんどの細菌やバクテリアを素早く効果的に除菌することができます。

蛇口の清掃

蛇口・水道管

水が水道管の中に長期間残ると、化学物質やレジオネラ菌などの有害微生物が蓄積する原因となり、深刻な健康リスクを引き起こします。安心して水道水をつかうためにも、水道管に定期的に水を通す「通水作業」を行いましょう。

冷水機/給湯器の清掃

ウォーターサーバー

長期間使用していなかったウォーターサーバーを久しぶりに使う時は、機械の作動状況や衛生状態を事前に確認する必要があります。

冷蔵庫の清掃

冷蔵庫

食品を長期間放置しがちな冷蔵庫の清掃は、つい怠ってしまいがちなものです。古くなった食品は処分し、この機会に徹底的に清掃しましょう。冷蔵庫の清掃は、マイクロファイバークロス、洗浄剤、除菌剤で簡単に行うことができますが、スチームクリーナーであれば、強力な化学洗浄剤を使わなくても簡単に除菌できます。さらに、マイクロファイバークロスでは手が届きにくい場所も付属のアクセサリーでしっかり洗浄できます。

やかん(電気ケトル)の清掃

やかん(電気ケトル)

やかんを長期間放置すると、中の水が淀んできます。その場合は水を捨てて徹底的に洗浄し、湯垢まで落としてしまいましょう。湯垢落としには、市販の湯垢洗浄剤のほか、自然由来の液体洗剤も使えます。

主に手を触れる場所

テーブル、ドアノブ、手すり、食器棚、引き出し、スイッチ、冷蔵庫、冷水機、コーヒーメーカー、電気ケトル、イス、ハンドソープ用ディスペンサー、蛇口

おすすめの清掃機器

コードレス掃除機
コードレス掃除機

電源を探したりコードの差し替えといった手間がかからず、手軽に清掃できるコードレスタイプの掃除機です。また、コードをスペース内の備品に引っ掛けてしまう心配もありません。

スチームクリーナー
スチームクリーナー

洗剤を使わず約100℃の高温スチームで汚れを浮かせて落とします。水だけで細菌を99.999%*まで除菌するので衛生管理に有効です。
*第3者機関の検査結果

窓用バキュームクリーナー
窓用バキュームクリーナー

窓掃除を3倍速く行えるハンディなクリーナーです。窓だけでなく、テーブルや床にこぼしてしまった飲み物も吸引できます。


キッチンの清掃

キッチン

飲み物や軽食などが置いてあり、また調理する場所であるため、衛生的であることが何よりも優先されます。

トイレ・洗面所の清掃

トイレ・洗面所

ウイルスや細菌への対策が特に重要となる場所であり、しっかりと清掃・除菌する必要があります。

オフィスエリアの清掃

オフィスエリア

人の出入りが多いため、汚れやすく、汚染のリスクがあるエリアなので、適切な対策が必要です。

エントランス・受付の清掃

エントランス・受付

会社へ訪問した際の第一印象を決める受付。好印象を与えるためにも、常に清潔な状態を保つことが欠かせません。