キッチン
飲み物やスナックなどの軽食を用意する従業員共用キッチンや社員食堂の厨房は、衛生対策が特に重要なエリアです。こちらで紹介する清掃手順をしっかりと行い、従業員が安心して利用できるようにしましょう。
衛生管理のためのヒント-除菌の前に清掃を
除菌作業にかかる前に清掃することが重要です。水と洗浄剤を使って清掃することで、汚れやホコリを効果的に落とすことが出来ます。
清掃が済んだら、続いて除菌作業を行います。除菌により病原となる微生物の破壊が進み、有害な微生物が減少します。
これにより床や調理台などを清潔に保つことが出来ます。
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清掃中は必ず使い捨て手袋やエプロンなどのPPE(個人用防護具)を着用しましょう。
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必ず用途に適した洗剤、除菌洗剤をご使用ください。
清掃が必要なエリア
床、作業台などの表面
床や作業台などの表面には、洗浄剤を使用することができますが、スチームクリーナーなら約100℃の高温スチームで汚れを浮かせて落とすので、洗浄剤を使わずに除菌できます。
隙間などの手の届きにくい場所は、細菌やバクテリアの温床となるため、念入りな清掃が欠かせません。特に床、調理台、ドア、ドアノブ、食器棚、引き出し、流し台、蛇口などは、表面洗浄を徹底しましょう。
キッチン用品
フォーク、ナイフ、スプーンなどのキッチン用品は、毎日徹底的に洗浄し除菌しましょう。60℃以上のお湯を使うと、ほとんどの細菌やバクテリアを素早く効果的に除菌することができます。
やかん(電気ケトル)
やかんを長期間放置すると、中の水が淀んできます。その場合は水を捨てて徹底的に洗浄し、湯垢まで落としてしまいましょう。湯垢落としには、市販の湯垢洗浄剤のほか、自然由来の液体洗剤も使えます。
蛇口・水道管
水が水道管の中に長期間残ると、化学物質やレジオネラ菌などの有害微生物が蓄積する原因となり、深刻な健康リスクを引き起こします。安心して水道水をつかうためにも、水道管に定期的に水を通す「通水作業」を行いましょう。
冷蔵庫
食品を長期間放置しがちな冷蔵庫の清掃は、つい怠ってしまいがちなものです。古くなった食品は処分し、この機会に徹底的に清掃しましょう。冷蔵庫の清掃は、マイクロファイバークロス、洗浄剤、除菌剤で簡単に行うことができますが、スチームクリーナーであれば、強力な化学洗浄剤を使わなくても簡単に除菌できます。さらに、マイクロファイバークロスでは手が届きにくい場所も付属のアクセサリーでしっかり洗浄できます。
主に手を触れる場所
カウンター、食器棚、引き出し、ドアノブ、スイッチ、冷蔵庫、冷水機、コーヒーメーカー、電気ケトル、蛇口