オフィスエリア
多くの人が行き来するオフィスは、ホコリが溜まりやすく、汚染のリスクがあるエリアです。そのため、カーペットやタイルなどを洗浄し、ホコリや汚れの拡散を防ぐことが重要です。キーボードやデスクなどは多くの人が頻繁に触れるため、特に注意が必要です。
衛生管理のためのヒント-除菌の前に清掃を行う
除菌作業にかかる前に清掃することが重要です。水と洗浄剤を使って清掃することで、汚れやホコリを効果的に落とすことが出来ます。
清掃が済んだら、続いて除菌作業を行います。除菌により病原となる微生物の破壊が進み、有害な微生物が減少します。
これにより床や調理台などを清潔に保つことが出来ます。
- 清掃中は必ず使い捨て手袋やエプロンなどのPPE(個人用防護具)を着用しましょう。
- 必ず用途に適した洗剤、除菌洗剤をご使用ください。
清掃が必要なエリア
カーペット
バクテリア、細菌、ウイルスおよびその他の微生物が埃と結びつく事で、カーペットは汚れていきます。そのため、カーペットは念入りに掃除することが必要です。
カーペット内の埃の除去には乾式のバキュームクリーナーが有効です。さらに、カーペットの繊維をかき分けるアップライト式のバキュームクリーナーなら、さらに多くの埃を取り除くことができます。
デスク
デスクが衛生的であれば、社員は安心して仕事に取り掛かることが出来ます。デスク、電話、キーボード、マウス、椅子の肘掛けの除菌には、洗浄剤や除菌洗浄剤を使ったマイクロファイバークロスでの拭き掃除が有効です。細菌による感染を防ぐためにも、こうした場所は毎日清掃しましょう。
その他の場所
ドア、取っ手、スイッチなどの手が触れる場所も、マイクロファイバークロス、洗浄剤や除菌洗浄剤を使った拭き掃除が有効です。ガラス掃除には、拭き跡を残さず隅まできれいにできる窓用バキュームクリーナーをおすすめします。
主に手を触れる場所
電話、コンピューター(タブレット、タッチスクリーンを含む)、デスク、ドアノブ、スイッチ、文房具、椅子の肘掛け、プリンター、ファックス