お客様導入事例|ビル清掃

ケルヒャー業務用品を導入いただいたお客様の事例をご紹介いたします。

導入事例:日本空港テクノ株式会社様 旅客ターミナル内清掃

導入事例:日本空港テクノ株式会社様 旅客ターミナル内清掃

業務上の課題

導入後の効果

従来から使用している背負式クリーナーが背負いづらく、安定感に欠ける

重心設計に配慮されたバックパックは背負いやすく、業務の負担が軽減された

脚立からの落下に気を張るため、ハイスペック、安全、使い易さの3項目を担保する作業方法を模索した

機械化によって、除塵がスピーディーかつ確実にできるようになり、脚立に乗っても安全に作業できるようになった

バッテリー製品はパワーが不足しているイメージがあり、稼働時間にも制限が生まれてしまう

コードレスでも強力。残時間表示(分)も便利。予備バッテリーがあれば安心。共通バッテリーは、他の清掃機器にも使用できる

コードレス背負式クリーナー「BVL 5/1 Bp」導入企業

日本空港テクノ株式会社

(東京都大田区羽田空港3-3-2)

日本の表玄関である羽田空港で、設備管理、環境衛生管理、工事、植栽管理などの維持管理業務を60年以上も担ってきた同社。「絶対安全の確立」と「満足空間の提供」という理念を掲げ、こと環境衛生管理においては、旅客ターミナルビル内の日常清掃、定期清掃、特別清掃の3つの柱で、清潔で快適な施設環境を提供している。

環境サービス部 環境管理課 機動グループ=鈴木仁氏(左)
環境サービス部 環境管理課=鎌田裕貴氏(右)

 

※イギリス に拠点を置く航空 サービスリサーチ 会社、スカイトラックス( SKYTRAX )社が実施している「 World Airport Awards(国際空港賞)」というコンクールで、「 World’s Cleanest Airports (世界一清潔な空港)」に、2023年5月現在、8年連続10回目の1位に輝いている羽田空港。世界的に高い評価を受けた羽田空港のターミナルを、設備保守管理や環境衛生管理によって支えているのが、日本空港テクノ株式会社である 。

今回は、同社の環境サービス部に所属し、機動グループとして清掃機器を用いた清掃を得意とする鈴木仁氏と、同じく環境サービス部に所属し、日常清掃からスポット清掃まで幅広い業務を担当する鎌田氏に話を聞いた。

日本空港テクノ株式会社
  

導入のきっかけ

BVL 5/1 Bpを背負って即決!

日本空港テクノが、コードレス背負式クリーナー 「BVL 5/1 Bp」を導入したきっかけは、国内最大級のビルメンテナンス分野に特化した専門展示会「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2022」にて、ケルヒャー ジャパンのブースで「BVL 5/1 Bp」を実際に背負ったからである。

「給排気口の除塵作業で背負式クリーナーを使用していますが、脚立を使う関係もあって、バランスがしっかり取れて、安定感があるものを求めていました。ただ、以前から使用していた背負式クリーナーは、背負ったときに後ろに持ってかれてしまうというか、装着したときの不安定さがありました。BVL 5/1 Bpは、バッテリーが上にあって、背負ったときに軽いなと感じましたし、バランスがあって安定性もあると感じました」(鈴木)

羽田空港の第1ターミナル、第2ターミナルの給排気口の設置数は、約3,700か所にものぼり、年に3回の手入れを実施しているという。

背負式クリーナー導入の前は、フラワークリーンで対処していたようだが、ほこりを完全に取り切れない、ほこりが舞うことで環境衛生上、あまり良くないということもあり、機械化することでその問題を解消した。

しかし、脚立を上っての作業となると、落下しないよう安全性に配慮する必要があった。

人員配置については、2人1組で作業し、1人は背負式クリーナーを背負い、もう1人は脚立を下から支える(写真1)。除塵作業そのものは約1分で完了するものの、約3,700か所分の移動と脚立の昇降があるため、体力はもちろん、常に安全に配慮することから何時も気を緩めることができない。

だからこそ、脚立に上り、上を見上げる灯具清掃の際は、細心の注意を払う必要があった。

背負式クリーナーによる安全な作業 【写真1】2人1組で脚立を用いて作業する。従来は、見上げた際に背負式クリーナーの重さと背負ったときの不安定感から、危険をはらんでいたが、現在は改善され、安全に作業することができている

  

導入後の効果

ダスター作業と組み合わせ効率化

そもそも、背負式クリーナーのメリットは、リュックのように背負ったまま移動することができ、今回のような脚立を用いた作業や階段、机や座席の下、人の往来が多い施設でもクリーナー本体を床に引きずることがないため、スマートかつ安全に作業することができるところだ。

デメリットは、背負い続けることによっての肩、足腰への負担がかかること。夏場になれば、ベルトの締めつけによって、ユニフォームが汗ばむなどが挙がる。

「BVL 5/1 Bp」は、そうした課題に向き合い、超軽量素材EPP(発泡ポリプロピレン)を採用(写真2)。さらに、バックパックのリーディングメーカーであるDEUTER(ドイター社)と背負部を共同開発し、人間工学に基づく設計により背負い時の肩への負荷を減らした

「鈴木さんも仰っていましたが、背負い式だと自分も灯具清掃したときに、従来のものだとのけぞってしまう。BVL 5/1 Bpは、バッテリーが大きいと感じますが、実際は軽くて、違和感なく作業することができます。ケルヒャーさんのものはしっかり計算されていて、利便性があって有難いなと思います」(鎌田氏)

また、日常清掃のダスターがけでは、「BVL 5/1 Bp」を背負いながら作業することで、ダスターで集めたごみを瞬時に吸塵することができるため、給排気口の除塵作業のみならず、応用的な使いかたも実践している(写真4-5)。

「給排気口の除塵作業は、基本夜間です。ケルヒャーさんの製品は、見た目とかがカッコいいので、本来なら、利用者様がいる時間に使いたいと思っていました。お客様から見られる意識を持つことで、自身のパフォーマンスも上がる気がしますし、魅せる清掃にもつながりますからね」(鎌田氏)

BVL 5/1 Bp

【写真2】発泡ポリプロピレン(EPP)は96%が空気と非常に軽量で、それでいて耐久性、耐衝撃性にも優れる

荷造りの基本を参考

【写真3】登山家の「重い荷物は上に」という荷造りの基本を参考に、バッテリーを上部に配置するデザインに

ダスターで集めたごみを瞬時に吸塵することができる

【写真4】ダスターで集めたごみを瞬時に吸塵することができ、衛生的に清掃できる

ダスターを用いた作業と一緒に

【写真5】背負式ということで両手が空くことからダスターを用いた作業も可能となる

  


コードレス背負式クリーナー「BVL 5/1 Bp」

世界で最も清潔な空港で導入されたコードレス背負式クリーナー「BVL 5/1 Bp」

世界で最も清潔な空港で導入された
コードレス背負式クリーナー 「BVL 5/1 Bp」

世界一清潔な空港として名高い東京国際空港(以下、羽田空港)が、成否、安全、やりやすさの観点から、「BVL 5/1 Bp」を導入。

背負ったときの軽さ、安定性から作業労力を軽減する効果も!

背負ったときの軽さ、安定性から
作業労力を軽減する効果も!

従来の背負式クリーナーでは、「重い」「脚立を用いた作業が不安定」といったマイナスポイントがあったが、「BVL 5/1 Bp」の導入で解決!

空港内にある約3,700か所ある給排気口を1か所あたり約90秒で作業完了

空港内にある約3,700か所ある給排気口を
1か所あたり約90秒で作業完了

天井部にある給排気口の除塵をするのに、脚立を立て、脚立を押さえる人、「BVL 5/1 Bp」で除塵する人の2人で行い、安全かつスピーディーに作業を完了させる。