お客様導入事例|駅清掃
ケルヒャー業務用製品を導入いただいたお客様の事例をご紹介いたします。
課題背景
成果
・トイレ清掃では、床洗浄機のコードで利用客が転倒し、怪我をする心配があった。
・小型・軽量のコードレスタイプの導入により、利用客の転倒の心配のない安全なトイレ清掃を実現。
・ポリッシャーでの階段清掃では、階段下に水が落ちる恐れがあり、利用客の多い時間帯の作業を控えていた。
・給水、洗浄、汚水回収が短時間で行えるので、水漏れや水溜りの心配がなくなり、利用客の多い時間帯でも作業が可能に。
・収納スペースのない駅には、床洗浄機を持ち運んで清掃するが、それが作業者の負担になっていた。
・軽量なコンパクトタイプなので、駅間持ち運びの負荷が大幅に軽減。
従来の清掃方法では利用客がコードに足を引っかけたり水溜りで足を滑らせたりする心配があった
東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅清掃を中心に業務を拡大してきた東日本環境アクセス様は“もっときれいに、もっとやさしく”を掲げ、技術開発やサービス品質の向上に注力しています。例えばサービス品質では、身体の不自由な方はもちろんのこと増え続ける訪日外国人観光客に積極的に声掛けを行うなど、接客スキルに磨きをかけています。
東日本環境アクセス様では、2016年12月、青梅・五日市・八高の3路線が乗り入れる拝島と周辺の駅を担当する拝島事業所に、ケルヒャージャパンの床洗浄機「BR 30/4C Bp」を導入しました。導入の背景について、拝島営業所長(現八王子事業所所長)の篠崎正男氏は、次のように語ります。
「駅の清掃は、夜間だけでなく日中も行います。日中の清掃では、トイレや階段などの作業を、いかに安全かつ短時間に行うかが大きな課題です。その理由は、トイレ清掃に電源コードタイプの大型床洗浄機を使用すると、お客様が利用しにくいうえコードに足を引っかけ、転倒して怪我をする恐れがあるからです。また、階段の清掃をポリッシャーで行うと、大量に水を使用して清掃を行うため、階段下に水が落ち、お客様にかかってしまう懸念や水溜ができたりして危険です。そのほか、収納スペースのない駅に床洗浄機を持ち運んで利用していますが、作業者の負担を減らしたいと思っていました。この3つの課題を同時に解決できる床洗浄機があれば良いと考えていたのです」
小型・軽量、バッテリー駆動の機種を選んで試験的に操作
安全性や洗浄力を確認し導入を決定
常日頃から床洗浄機について、技術とサービス品質の視点から目配りをしていたのが、当時拝島事業所で実務を統括していた瀬能正視氏でした。
「ケルヒャーの製品カタログを見ていると、これまで利用していた床洗浄機メーカーのカタログにない、バッテリー式でしかも非常に小型・軽量のハンディタイプの機種が載っています。さっそく担当者に連絡し、デモをしてもらうことにしました」
瀬能氏は、作業者の立場で検証するため「BR 30/4 C Bp」を実際に操作してみました。
「最初に受けた印象は、想像していた以上に軽く、取り回しが簡単なこと。トイレや階段など、狭い場所や清掃しにくい場所も、きれいに清掃できることが確認できました」(瀬能氏)
「当社が最も重視するのは、お客様の安全です。コンパクトで取り回しがよく、通常の床洗浄機が使えないような場所もきれいに清掃できることに加え、お客様の安全に配慮した清掃ができることが選定の決め手になりました」(篠崎氏)
利用客の安全を確保し
定期清掃における作業の効率化を実現
「BR 30/4 C Bp」導入後の効果について、瀬能氏はこう述べます。
「現在は、定期清掃に利用しています。トイレ清掃では、小型なので利用するお客様の邪魔にならず、コードに足を引っかけて転倒する心配もなくなりました。また階段清掃では、給水、洗浄、汚水回収が短時間で行え、お客様に水がかかることや、できた水溜まりで滑ったりする心配もなくなりました」
「夜間作業の場合、終電から初電までに使える時間は実質3時間弱。時間が短いうえ、人員を確保するのも大変です。人手不足の時代にあって、安全な日中作業を実現できたことは大きなメリットになります」(篠崎氏)
「拝島事業所の管轄する駅は24駅。そのうち、10駅で「BR 30/4 C Bp」を持ち運んで利用しています。最小・最軽量の機種なので、持ち運びの負荷も大分軽減されました」(瀬能氏)
「最近は滑り止め加工を施した床が増えています。今回導入のローラーブラシタイプの機種では、交換ブラシや洗剤を上手に選び、よりきれいな清掃を目指していきます。今後は、各駅の特徴や作業場所に応じて機種を選び、選んだ機械を長期にわたって利用しようと考えています。その点、ケルヒャー ジャパンの親身なサポートや、ユーザーの意見を取り入れた改良にも期待しています」と篠崎氏は締めくくりました。
〒110-0015 東京都台東区東上野三丁目4番12号
1963年3月設立
資本金1億2千万円(東日本旅客鉄道株式会社100%出資)
駅クリーン事業(駅舎清掃、列車内清掃など)、ビルメンテナンス事業(清掃、ホテル清掃&ベッドメイキング、設備・環境衛生管理、警備保安など)、環境事業(廃棄物収集運搬、リサイクルなど)、オペレーション事業(自動販売機・コインロッカー管理など)。
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