靴箱

靴は自分をよい所に連れて行ってくれるもの。その靴を休ませる靴箱はぜひ綺麗にしておきたい場所です。
また冬は乾燥しているため土埃が靴についてきてしまうので、靴箱も汚れが目立つようになっています。

STEP1
STEP1
靴箱から靴を全部出し、砂埃を掃き出します。
100円ショップで売っている8cm幅のペンキの刷毛は毛先が細く細かい砂や埃も掃き出せるのでお勧めです。
STEP2
STEP2
棚板を外して内部を水拭きします。汚れているので使い捨てクロスが便利です。
STEP3
STEP3
内部が十分に乾燥したら、棚板を戻し新聞紙を下に敷きます。新聞紙は折り目を手前にすると靴を出し入れする際に紙がめくれず便利です。
STEP4
STEP4
靴を戻して終了です。
スペースがあれば、重曹を広口のケースに入れて設置しておくと防臭吸湿効果があります。

新聞紙は繊維と繊維の間隔が広く、その中に臭い成分と湿気を取り込むため防臭吸湿効果があります。大きさも一般的な棚板に丁度よく、靴の下敷きにおすすめです。ただし、時間の経過で効果が落ちるので季節ごとに新しい新聞紙に交換するとよいでしょう。

窓・網戸

「家の顔」ともいわれる玄関は大掃除の締めくくりとして必ずやっておきたい場所です。
狭い空間なので短時間で掃除ができる上に充実感を味わうことができるのでぜひ実践してみてください。

STEP1
STEP1
玄関周りにある靴箱などの棚を拭き掃除します。棚の上等に放置したままの郵便物や小物など不必要な物があれば整理しておきましょう。
STEP2
STEP2
玄関ドアを拭きます。まずドアノブ、玄関チャイム、ドアの表面をクロスで水拭きします。
STEP3
STEP3
メールボックスの内部も意外と汚れています。埃やゴミを取り除いて水拭きします。
STEP4
STEP4
玄関フロアにある小物や靴をすべて外に出し、箒でゴミを掃き集めます。玄関のゴミは細かい塵や砂が多いのでチリトリよりもチラシやカレンダーなど薄い紙を使うと上手に集めることができます。
玄関フロアを綺麗な水を含ませた古スポンジで磨きます。仕上げに乾拭きをして終了です。

忙しくて大掃除ができなかった場合は、玄関だけでも掃除をしておきましょう。玄関はまさに「家の顔」、その家の第一印象になります。また、福神様が入ってくる場所とも言われています。
新しい一年のためにも頑張ってみましょう。

玄関たたきの洗浄に
ケルヒャーの高圧洗浄機が便利!

大掃除におすすめの場所をピックアップしてみましたが、いかがでしたか。
私は掃除には才能や技術は必要ない、大切なのは「やる気」だと思っています。
そして頑張った後には必ず「綺麗に整った家」というご褒美がついてきます。
大掃除が終わった後の清々しい気持ちとお家で是非良い新年をお迎えください。

【文章・写真】おそうじペコ さん(掃除研究家)
  • ・ハウスキーピングコーディネーター2級、掃除能力検定士5級
  • ・著書「暮らしを楽しむお掃除エッセンス」「魔法の1分そうじ」「おそうじやる気スイッチ」等