年末大掃除特集
今年も年末がやってきました。年末の悩みのタネと言えば、「大掃除」ではありませんか?
「大掃除って結局どうしたらいいのかよく分からない」
そんな方に、おすすめの大掃除特集です。今年はポイントを押さえた大掃除をしてみませんか?
![来年の神様を迎える大掃除](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41694/d0/img_housecleaning_02_97x94.png)
![来年の神様を迎える大掃除](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41734/d0/img_housecleaning_04_322x21.png)
12月13日に行われる「煤払い」は神棚や家屋を綺麗にして新年の年神様をお迎えする準備をするという日本の伝統行事です。「大掃除」の由来になっていると言われています。
本来、掃除は汚れが緩む春~夏の方が適しています。寒くて埃も立つ今の季節に大掃除をしなくても・・と思いますが、大掃除の持つ意味を考えると気持ちよく綺麗な家で新年を迎えるためにも是非やっておきたいですね。
![大掃除を始める前に](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41695/d0/img_housecleaning_03_322x21.png)
![大掃除を始める前に](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41696/d0/img_housecleaning_05_250x21.png)
大掃除は高い場所や洗剤を多く使う作業が増えます。作業に入る前はマスクやビニール手袋で養生し、足場の安全確保などをしっかりして取り組みましょう。また、一人では大変な作業もあるので是非家族に声かけをして協力してもらいましょう。
大掃除におすすめの掃除場所を8か所選んでみました。一度にやろうとすると大変なので、ひと月かけて1週間に1~2ヶ所ずつやる、ピックアップした場所だけやってみる、など無理のないペースですすめると負担が軽くなります。
一年に一度、家族を守ってくれた「家」に感謝をする気持ちで実践してみてください。
カーテンから出る埃は室内の埃汚れの原因になります。また窓の開閉時に外気から入ってくる塵や花粉などの汚れも知らない間に沢山付着しています。
ぜひ、大掃除のタイミングで丸洗いできる素材のものは洗っておきましょう。
![STEP1](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41704/d0/img_housecleaning_13_445x276.png)
生地が泳ぐくらいのたっぷりの水量で、デリケート素材用の洗濯洗剤(おしゃれ着洗い用等)をしっかり泡立て「ドライ洗いコース」で洗います。すすぎは30秒~1分程度に設定します。
![STEP2](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41705/d0/img_housecleaning_14_445x276.png)
汚れがゆるんできたらブラシ等で洗っておきます。
![STEP3](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41706/d0/img_housecleaning_15_445x276.png)
凹凸のある細かい場所なので掃除手袋が便利です。埃汚れが酷い場合は指先にエタノールを含ませて拭きます。ビニール手袋を下に着けておくと手荒れを防げます。
![STEP4](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41707/d0/img_housecleaning_16_445x276.png)
カーテンは完全に乾いた状態でない方が、カーテンの重さで自然とシワが伸びて綺麗なドレープがよみがえります。
カーテンを洗う日は晴天より湿度のある曇の天気の方が向いています。洗濯シワを伸ばしながら時間をかけてゆっくりと乾いていくので仕上がりが綺麗です。
※カーテン素材が洗濯可能なものに限ります。洗えないものはドライクリーニング等専門店へ。
曇った窓では外の景色がよく見えず、気持ちも暗くなってしまいますね。
空気が澄んで空も綺麗な今の季節、気分よく新年の空を見上げるためにもピカピカの窓にしておきましょう。
![STEP1](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41709/d0/img_housecleaning_18_445x276.png)
![STEP2](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41710/d0/img_housecleaning_19_445x276.png)
![STEP3](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41711/d0/img_housecleaning_20_445x276.png)
気になる汚れがある場所はあらかじめ消毒エタノールを含ませたクロスで拭き掃除します。
少し斜め目線から見ると汚れを見つけやすいです。
![STEP4](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41712/d0/img_housecleaning_21_445x276.png)
![STEP5](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41713/d0/img_housecleaning_22_445x276.png)
「横→横→横→最後に上から下に縦」の順番です。スキージーについた水気をクロスで拭きながらかけると綺麗に仕上がります。
最後に窓枠や拭き残りの水滴をクロスで拭き取ります。
![STEP6](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41714/d0/img_housecleaning_23_445x276.png)
(砂汚れなどが残った状態でスキージーをかけると、傷がつく可能性があるので十分にスポンジで洗います)。
![STEP7](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41715/d0/img_housecleaning_24_445x276.png)
毛先にからまった汚れをバケツの中で振って落としながら拭くときれいに仕上がります。
最後に、足元に垂れている水分を古スポンジで吸い取るように拭きとって終了です。
窓掃除は湿度のある曇の日がおすすめです。
汚れが湿度で緩んで落ちやすく、窓も傷つけにくいからです。
カーテン洗いとセットして掃除すると楽です。
衣類から出る埃でクローゼット内は思っている以上に汚れています。
埃が溜まればその分、カビや虫が発生するリスクも高まります。
大掃除のタイミングで一年分の埃を掃き出して洋服もリフレッシュしましょう!
![STEP1](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41718/d0/img_housecleaning_27_445x276.png)
埃が立つ作業なのでマスクを忘れずに。
掃除機などで、底面の四角を中心に掃除機をざっとかけます。
![STEP3](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41720/d0/img_housecleaning_29_445x276.png)
天井→壁→ドアの裏側→床面 の順番です。
カビや気になる汚れを見つけたら消毒エタノールで拭き取り除去しておきましょう。
![STEP4](https://s1.kaercher-media.com/media/image/file/41721/d0/img_housecleaning_30_445x276.png)
クローゼット内部が広くて手が届かない場合は、ミニサイズのフローリングモップを利用すると便利です。
ヘッドサイズが通常のものと半分で軽いので高所の拭き掃除に便利です。
- ・ハウスキーピングコーディネーター2級、掃除能力検定士5級
- ・著書「暮らしを楽しむお掃除エッセンス」「魔法の1分そうじ」「おそうじやる気スイッチ」等