業種別ソリューション|導入事例
ビルメンテナンスN社経営管理部
清掃作業の負担を大幅に軽減し人材不足の解消に成功した施策とは?
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オフィスビルやマンション清掃の需要が高まる中、清掃要員の人材不足が深刻化。N社でも高齢者や女性の積極的な採用を増やしていた。
課題
体力を消耗する仕事だから成り手がいない
N社でも清掃要員の積極採用を実施していましたが、「体力を消耗する仕事だから」という理由で人材が限られてしまい、安定した作業員の確保に苦心していました。経営管理部のK氏は次のように語ります。
「せっかく需要が増えているのに、人材不足で対応できない。営業機会を逃してしまうことの責任を感じていました」
長く続けてくれている作業員も高齢化が進んでおり、体力的なきつさから離職するリスクも高まっています。K氏はまず現場の声を聴いて、改善できるポイントを探すことが急務だと考えました。
ドライクリーナーの重さが大きな負担に
現場の声をヒアリングしたK氏は、ドライクリーナーの“重さ”が大きな負担になっていることを知りました。特に階段などの段差がある場所では、5㎏以上あるクリーナー本体を片手で持ちながら、もう片方の手でノズルを操作せねばならず、肉体的な負荷が大きかったのです。
「転倒などによるケガのリスクを考えると、無理な作業をお願いするわけにはいきません。自ずと作業を任せられる人員は限られてしまうのです」(K氏)
さらにヒアリングを続けていくと、サイズが大きくて「狭い場所で扱いにくい」という声も多く聞かれました。それが原因で清掃に時間が掛かっていたのです。
- 課題のポイント
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体力を消耗する仕事だからという理由で、清掃作業員の人材確保が困難
女性や高齢の清掃員にとって大きな負担になっていたのはドライクリーナーの“重さ”
女性や高齢の清掃員にとって扱いづらく、清掃作業が非効率になっている
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