雪解け後は“下まわり”から洗車をしよう! 春先のカーケアもケルヒャーにお任せ!
お花見や行楽など、お出かけする機会が増える春。ピカピカの愛車でドライブするために、休日におうち洗車をする方も多と思います。
実は、厳しい冬を走り抜いたクルマの洗車は、きれいにするだけでなく「愛車を長持ちさせるため」にも、とても重要だということをご存じでしたか?
雪解け後の洗車に必要不可欠な洗浄部位や手順など、ポイントをおさえて正しく行いましょう!
汚れが錆の原因に?
季節の変わり目こそ愛車のお手入れを!
雪道や雪解け後の道路を走行すると、雨の日よりもずっとクルマが汚れますよね。
雪に含まれている塵や埃、道路の砂や泥、そして路上の凍結を防ぐための「凍結防止剤(融雪剤)」がタイヤによって跳ね上げられるからです。
ボディや下まわり付いた大量の汚れを洗い流さず春を迎える…これがゆくゆく錆の原因ともなりかねません。
季節の変わり目にこそ、しっかり愛車のお手入れをしましょう!
融雪剤でなぜ錆びる?
融雪剤の成分は、塩化カルシウムや塩化マグネシウムや塩化ナトリウム。
「塩」と考えると想像しやすいですが、塩分が含まれている水が鉄に付着すると、錆はどんどん進行してしまいます。
普段見えにくい下まわりは車検時の重要な点検項目。
例えば、下まわりの錆が酷い場合や、排気をするマフラーの錆が進行し、穴が開いていたら…車検が通らず、修理代もかさんでしまいます。
洗車の準備をしよう
準備する洗車道具
- ケルヒャー高圧洗浄機
- 洗車に最適なアクセサリーがセットになった機種の他、静音タイプ、コードレスタイプなどもラインナップ。全機種、洗車以外の掃除にも活躍します。
- 高圧洗浄機ラインナップを見る
- 洗浄場所に合わせた
オプションアクセサリー - 下まわり洗浄には「アンダーボディスプレーランス」がおすすめ!また水道がない場所の場合、自吸用ホースでバケツやポリタンクのため水を使用することができます。
- アクセサリー一覧を見る
- 洗浄剤
- 専用のオプション洗浄剤も豊富です。用途に合わせて使うことで、効率も効果も高まり、洗浄効果も抜群によくなります。
- 洗浄剤一覧を見る
車の状態をチェック
塗装のはがれ、車のボディのさび、ラベルのはがれ、プラスチックの劣化などがないか確認します。 破損部分は、高圧水を当てない、もしくは距離を通常より離して当てるなど注意をしましょう。
雪解け後は、下まわりやタイヤハウス周辺をのぞき込み、白っぽい汚れ(融雪剤)の付着がどの程度あるか、錆びていないか、念入りに確認しましょう!
時間や環境
「おうち洗車」を行う際には、人、モノなどまわりへの気配りも大切です。ご近所さんに迷惑にならない時間帯や場所を考えましょう。洗車に向いている天気もチェックしましょう。
雪解け後の洗車に適した服装
動きやすい服装に加えて雪解け後の洗車は、服装も気を付けましょう。融雪剤に含まれる塩化カルシウムなどの成分が洗車時に飛び散り素肌に付着すると皮膚炎をおこす可能性も…。サングラスやゴーグル、マスク、ゴム手袋、長袖の服、長靴などを着用して予防することも大切です。
- 時間帯
- 早朝や夜は避ける。静音タイプでない場合は、特にご近所への配慮を。
- 場所
- 水しぶきがかかることがあるので、近くで洗濯物を干していたり、濡れて困るものはないか、水ハネに注意しましょう。
- 環境
- 隣家へ水が飛ばないか、マンションなどの集合住宅は、水を流しても良い場所か予めチェックしましょう。
- 気温・天候
- 高温になった車のボディに洗浄剤をかけると、すぐに水分が蒸発して、シミの発生や塗装を痛める原因になるため、真夏より春先は洗車がしやすい時期です。しかし、風が強い日は要注意!砂埃が舞うような強風の日は避けましょう。
上手な高圧洗浄のコツ
- ノズルと洗浄対象面との距離は20~30cm位に保ちましょう
- 洗浄の手順は上から下へ
- 洗浄対象面に対してなるべく直角になるように高圧水を当てましょう
- ノズルはゆっくり動かすと効率よく洗浄することができます。
- ※あくまでも基本ですので状況や汚れの状態により変わります。
下周りの洗車方法
洗車手順の基本は「ボディの上から下へ」ですが、雪道を走行した後の洗車は、下まわりから!
ボディの後に下まわりを洗うとボディに汚れが飛び跳ねて二度手間になることがあるためです。
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「アンダーボディスプレーランス」で楽々洗浄!
ガソリンスタンドや専門店ではジャッキアップして行う下まわり洗浄も、ケルヒャーの「アンダーボディスプレーランス」を使えばおうちでも簡単!
フロント側からサイド、リア側へと回ってよく水をかけて洗い流していきましょう。
約1mの長く角度のついたランスが手の届かない下まわりの中心部まで高圧水でパワフルに洗浄してくれます。 -
タイヤハウスやホイールも忘れずに!
下まわりの洗浄の際に忘れてはいけないのがタイヤ周辺です。
タイヤとボディの間にあるアーチ状のタイヤハウスやホイールをよく見ると白っぽい汚れ(融雪剤)や砂などがたまっています。毛足の長いブラシやスポンジで洗浄してもよいですが、ケルヒャーの「アンダーボディスプレーランス」を使えば手が届かない部分も高圧水で洗浄してくれます。 -
※【注意】アンダーボディスプレーランスは、高圧洗浄を停止時、ガンの握りを離した際に、反動で車にランスの先端部をぶつけてしまう恐れがあるため注意しましょう。
Car Washing !
下まわり洗浄が終ったら、通常通りの手順で洗車をはじめましょう!
洗車手順を考え、作業がしやすいように高圧洗浄機やホースを配置しておきましょう。
車全体を洗い流す
最初に車全体の汚れを落とします。高圧洗浄機で高圧水を上から下へ当て、車に付着している小さな砂やほこりをきれいに落とします。
※汚れを洗い流さずにそのままブラシやスポンジなどで擦ると、ボディに細かい傷をつける原因となるので要注意です。
車に洗浄剤を吹き付ける
[ 高圧洗浄機を使って洗浄剤を塗布していきます ]
「フォームノズル+3 in 1ウルトラフォームクリーナー」「ウルトラフォームセット」を使うと濃密な泡で洗車ができます。さらに、ケルヒャーでは洗浄剤タンクがついている機種もあり、タンクに洗浄剤を入れて塗布することができるので大変便利です。
洗浄剤を洗い流す
泡が乾く前に高圧水を当てて、洗浄剤を洗い流していきます。ドアの隙間など、洗浄剤が残りやすい部分もあるため、注意しながら洗い流しましょう。
水滴の拭き取り・拭き上げ
しっかりと泡を洗い流したら、乾いた布やクロス、などで丁寧に水気を取っていきましょう。水滴のシミなどを残さないために「乾く前」に、拭き上げるのがポイントです。
[ 効率的な流れ ]
足まわりが汚れている場合を除き、基本的な順番は上から下。下から洗ってしまうと、せっかく洗った部分に汚れた水が流れて再び汚れてしまうからです。効率的な流れをしっかり押さえておきましょう。