ケルヒャーの業務用製品と家庭用製品の違いとは

ケルヒャーの清掃機器を購入しようと検討している方の中には、業務用と家庭用、どちらを購入するべきか悩まれている方がいるかもしれません。もし業務でお使いいただくのであれば、プロ向けに最適化された業務用がお勧めです。また家庭用製品以上のパワーを求める方、週2回以上・1回1時間以上の使用頻度の方にも、業務用製品をお勧めします。

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業務用と家庭用の違い

業務用製品と家庭用製品では、何が違うの?

業務用製品は、業務での清掃作業に使用することを前提に開発されています。そのため、ハードな現場や環境でも耐えられる仕様になっています。また家庭用製品と比べて、長時間連続使用することができ、機能面や管理面をさらに重視しています。

業務用製品の方が、耐久性が高い

ケルヒャーの業務用製品は、ハードな現場や環境でも耐えられる、強度の高い材質を使用した設計で耐久性を強化しています。ボディには耐衝撃性プラスチックを採用、パーツには強度の高い真ちゅう製を各部に採用し、高耐久仕様であることが、製品の長寿命化にもつながっています。

業務用製品の方が、連続使用可能で長時間使える

家庭用製品は、1回の使用が1時間程度、週に1~2回程度の使用を想定して開発されています。一方で業務用製品は、連続使用可能時間の制限がありません。

※定格使用時間とは、電源スイッチを ON にしているときの合計時間

業務用製品の方が、種類が豊富

清掃をより効率的に行うことができるアクセサリーの種類は、業務用の方が豊富にラインナップしています。清掃場所や取り除きたい汚れの種類に合わせてアクセサリーを選ぶことができ、清掃時間の短縮や水・洗浄剤の使用量軽減にも貢献します。

業務用製品の方が、メンテナンスが重要

ハードな使用に耐える業務用製品は、適切に管理・メンテナンスを行うことで一層の長寿命化が期待できます。そこで業務用製品は、誰でも管理・メンテナンスしやすい設計を採用しています。また、メンテナンスや修理に迅速に対応できるアフターサービスも充実しています。

製品ごとの違い

製品別の違いを比較

ケルヒャーの業務用製品と家庭用製品を比較すると、機能や連続使用可能時間などが異なります。その具体的な違いを、代表的な製品カテゴリー別にご紹介します。

高圧洗浄機で比較
①水圧・水量と洗浄力の違い
プロ用に特化した業務用高圧洗浄機は、水圧・水量共に家庭用に比べてパワフルな仕様です。
強力な洗浄力で、より短い時間で広範囲の汚れを取り除くことができます。
業務用高圧洗浄機
常用吐出圧力

8~100MPa

最大吐出水量

400~1,320L/h

※常用吐出圧力は、常用時の圧力能力になります。
※常用吐出圧圧力を最大許容圧力に換算すると11.5~1100MPaです。
※最大吐出水量は、マシンが可能な吐出能力の最大値です。
家庭用高圧洗浄機
最大許容圧力

8~12MPa

最大吐出水量

330~430L/h

※家庭用高圧洗浄機はKHB 6 バッテリーセットを除きます
※最大許容圧力は、ポンプが耐えられる圧力です
②定格使用時間の違い
家庭用製品は一回当たり1時間、週に1~2回程度の使用を想定して開発されています。
一方で業務用は長時間の使用を想定しているので、連続使用可能時間に制限はありません。
業務用高圧洗浄機

制限なし

家庭用高圧洗浄機

1回の使用で約1時間

③冷水・温水の違い
業務用の中には、製品に格納されたボイラーで水を温めて吐水できる温水高圧洗浄機がラインナップされています。冷水に比べてより強力に洗浄することができ、車両や機械の洗浄などに高い効果を発揮します。一方、家庭用は冷水高圧洗浄機のみ取り扱っています。
業務用高圧洗浄機

冷水・温水高圧洗浄機がある

家庭用高圧洗浄機

冷水高圧洗浄機のみで
温水高圧洗浄機の
取り扱いはない

④ラインナップ
業務用高圧洗浄機は、家庭用に比べてより多方面での使用シーンが想定されます。そのためウォータージェット施工もできる超高圧洗浄機や、電源がない場所でもハイパワーで洗浄できるエンジン搭載タイプなども取り揃えています。
業務用高圧洗浄機
超高圧 WOMA
水の超高圧噴射で、洗浄だけでなく塗装剥離やコンクリートのはつり・切断作業なども行えます。
エンジン機
電源不要で重機や資材などにこびりついた頑固な汚れを洗浄するハイパワー仕様です。
家庭用高圧洗浄機

超高圧やエンジン搭載の
高圧洗浄機の取り扱いはない

バキュームクリーナーで比較
①吸い込みパワーの違い
業務用の掃除機は、小石や粉じんのようなゴミもストレスなく吸引できるよう、清掃効果の高い強力な吸引力を発揮します。また、吸引したゴミや液体を格納するコンテナ容量も大きく設計しています。
業務用乾湿両用バキュームクリーナー
吸引風量

57~122L/秒

コンテナ容量

22~65L

家庭用乾湿両用バキュームクリーナー
吸引仕事率

180~210W

コンテナ容量

12~25L

※WD 1 バッテリーセット除く
②定格使用時間の違い
家庭用製品は一回当たり1時間、週に1~2回程度の使用を想定して開発されています。
一方で業務用は長時間の使用を想定しているので、連続使用可能時間に制限はありません。
業務用乾湿両用バキュームクリーナー

制限なし

家庭用乾湿両用バキュームクリーナー

1回の使用で約1時間

③乾用・湿用の違い
業務用では、車内やオフィス、ホテルや飲食店などの乾いたゴミの吸引に最適なドライクリーナーを取り扱っています。さまざまな清掃環境に対応するため、コードレスやキャニスター、アップライト式、背負い式など、さまざまな製品がラインナップされています。一方で、家庭用のドライクリーナーはコードレスタイプのみの取り扱いとなっています。
業務用乾湿両用バキュームクリーナー
乾湿両用の他、バリエーション豊富なドライクリーナー
コードレスタイプ
背負式
(コードレス)
アップライト式
家庭用乾湿両用バキュームクリーナー

ドライクリーナーのラインナップは
コードレスクリーナーのみ

④ラインナップ
業務用製品の中には、粉体の吸引に最適な帯電防止機能を備える掃除機があります。
工場などで発生する粉体は静電気を帯びやすいため、安全に清掃するには帯電防止機能が効果を発揮します。また、自動でフィルターのチリを落とす機能が付いた「Tactタイプ」のラインナップも豊富です。
業務用乾湿両用バキュームクリーナー
帯電防止等の特殊機能付き
静電気でパチパチしない「帯電防止機能」や、フィルターの目詰まりを自動的に解消する「自動フィルターチリ落とし機能」が付いた製品があります。
産業用バキュームクリーナー
油や水などの液体を含んだ削り屑、固形物と粉屑の工業系の清掃に最適です。
家庭用乾湿両用バキュームクリーナー

帯電防止機能、
自動フィルターチリ落とし
機能が付いた製品の
取り扱いはない

スチームクリーナーで比較
①スチーム吐出圧力の違い
業務用スチームクリーナーは、公共施設性の高いホテルやオフィス、病院、教育機関で使用されることを想定し、高いスチーム吐出圧力や、スチーム量が細やかに調整できる仕様になっています。
業務用スチームクリーナー
最大スチーム吐出圧力

0.4~0.8MPa

最大スチーム吐出量

125~無段階調整g/min

家庭用スチームクリーナー
最大スチーム吐出圧力

0.3~0.35MPa

最大スチーム吐出量

上位機種は2段階調整

②機能の違い
業務用製品の中には、1台でスチーム洗浄、バキューム清掃、床の洗浄が行えるスチームバキュームクリーナーをラインナップしています。一方で、家庭用はスチームクリーナーのみ取り扱っています。
業務用スチームクリーナー
家庭用スチームクリーナー

搭載機能は
スチームクリーナーのみ

③連続使用可能時間の違い
業務用は長時間の使用を想定しているので、連続使用可能時間に制限はありません。
家庭用は製品により連続使用可能時間が異なります。
業務用スチームクリーナー

制限なし

家庭用スチームクリーナー

1回の使用で約1時間

よくある質問

よくある質問
家庭用の製品に業務用のアクセサリーは使用できますか?
業務用のアクセサリーは、家庭用製品に使用できません。家庭用には家庭用専用の、業務用には業務用専用のアクセサリーをお使いください。
業務で家庭用製品を使用しても大丈夫ですか?
家庭用製品は一回当たり1時間、週に1~2回程度の使用を想定してデザイン・開発しており、業務用としての使用は想定していません。家庭用製品を一般家庭用以外の業務・事業・店舗用、商用、営利目的等で使用になる場合、原則として保証の対象外となりますのでご注意ください。
業務用製品はどこで買えますか?
製品のご購入については、業務用製品コールセンターへお問い合わせください。
業務用製品コールセンター
TEL:045-777-7410/FAX:045-777-7411
※受付時間:月〜金 AM 9:00〜PM 5:00(祝日・当社休日を除く)
「ホームセンターで買える業務用製品」とは何ですか?
冷水高圧洗浄機、スイーパー、乾湿両用掃除機、床洗浄機の一部製品はホームセンターでご購入いただけます。
取扱製品の詳細及び、取扱店については以下リンク先よりご確認いただけます。

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