業種別ソリューション|導入事例
産業廃棄物処理業T社執行役員
広大な敷地に積もった粉塵を、まき散らさずに清掃したい
メンテナンス性も考慮したプロならではの解決方法
- 清掃環境
-
- 自社処理工場
- 定期清掃
T社では、会社方針として社員が健やかに働ける環境を維持するため、また、近隣への粉塵による影響を最小限にとどめるため、敷地内清掃を徹底している。清掃には搭乗式スイーパーを使用。また、清掃前には粉塵が舞うのを防ぐため、近隣へ迷惑がかからないように水をまいてから清掃を行っていた。
課題
粉塵が積もった床の清掃。時間をかけてもきれいにならず・・・
工場内に積もった粉塵の清掃に、T社では多大な工数がかかっていました。改善の必要を感じた執行役員のY氏は調査を実施。現場から意見を吸い上げたところ、清掃範囲が広く重労働である上、スイーパーの性能に不満を持っていることが分かりました。
「スイーパーで清掃しても大してきれいにならないから無駄だと感じている現場作業員が少なからずいました。また、スイーパーの容量には限りがあるため清掃の途中で何度も廃棄場まで移動して回収物を廃棄する必要があり、それも清掃時間を長引かせる要因のひとつになっていたことが分かりました」(Y氏)
スイーパーのフィルタがすぐに目詰まりしてしまう
また、メンテナンス性の面でも欠点がありました。それは、濡れたゴミを回収するとフィルタが頻繁に目詰まりを起こしてしまうことでした。
目詰まりが発生すると吸引力が著しく低下します。フィルタを掃除すれば吸引力は戻りますが、そのフィルタ掃除は1時間かけて行わなくてはなりませんでした。
Y氏には清掃にスイーパーを使用すること自体に問題があるように思えました。しかし、より効率的に清掃できる方法について、全く心当たりがないのも事実でした。
- 課題のポイント
-
粉塵が積もった床の清掃に時間がかかる上、あまりきれいにならない
搭乗式スイーパーのフィルタがすぐに目詰まりしフィルタ掃除に手間がかかる
12