業種別ソリューション|導入事例
機械加工業C社生産本部
清掃時間を40%削減!
工場の生産性を改善し、5S活動を成功させた手段とは
- 清掃環境
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- 工場
- 自社清掃
C社では全社的な方針で5S活動へ精力的に取り組んでいた。見学など外部からの来訪者が多い工場でも、事故防止と美観維持の観点から清掃に力を入れるよう、本社から指示されていた。
課題
毎日の清掃に時間を取られ、生産性があがらない
生産本部のI氏は、生産性を改善するための施策を検討していました。C社では、全社的な方針として5S活動に取り組んでおり、工場の清掃にも力を入れていたのですが、清掃を徹底するあまり本来の生産業務にあてられる時間が減ってしまっていたのです。
「生産性を上げるために掲げた5S活動でしたが、想定よりも時間を取られてしまい、一部の社員からは5S活動への疑問の声も上がっていました」(I氏)
床洗浄機は導入していたものの、手作業が多く時間を取られてしまう
特に時間がかかっていたのは床の清掃でした。
「床の清掃には床洗浄機を導入していましたが、それだけでは取れない汚れも結構あり、多くの手作業が発生していました」(I氏)
床を洗浄する際には、まず床表面に付着しているチリやホコリを除去する必要があり、こちらに予想以上に時間を取られていました。また、床が欠けている部分や、ひび割れによる剥がれ、波打ちしている箇所などの表面に凹凸がある場所では、ブラシが届かないため汚れがとれず、清掃に時間がかかっていたのです。
「機械が入り組んだ狭い場所では洗浄機が使えず、手作業をしなければならないことも、効率を上げられない理由の一つでした」(I氏)
- 課題のポイント
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生産性を改善するために、清掃時間を短縮する必要があった
床の清掃では床洗浄機を導入していたが、洗浄機を使用する前にチリやホコリを除去する必要があり、手間がかかっていた
凹凸がある面や狭い場所では床洗浄機が使えず、多くの手作業が発生。時間が掛かっていた
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