網戸に付く汚れはほとんどが砂埃。小さな網の目に入り込んで蓄積されていきます。幹線道路などに面した住宅では、排気ガスによる油性の汚れも気になるところ。さらに、強い風が吹く春は砂埃のほかに花粉や黄砂も飛来し、網戸が汚れやすい季節といえます。
春になると窓を開けて網戸で過ごす時間も増えますが、汚れた網戸を通り抜けてお部屋に吹き込む風にはこうした汚れが含まれている場合も。換気の効果も低減してしまうかもしれません。
待ちに待った春。窓を開けてさわやかな風をお部屋に取り込みたくなりますが、その前にチェックしておきたいのが窓まわりの汚れ。砂埃や花粉、黄砂などが付着した網戸を通った風は、お部屋に汚れを運んできてしまうかもしれません。この季節を快適に過ごすためのヒントを、お掃除のプロ・NPO法人日本ハウスクリーニング協会の髙橋敬子さんにお聞きしました。
網戸に付く汚れはほとんどが砂埃。小さな網の目に入り込んで蓄積されていきます。幹線道路などに面した住宅では、排気ガスによる油性の汚れも気になるところ。さらに、強い風が吹く春は砂埃のほかに花粉や黄砂も飛来し、網戸が汚れやすい季節といえます。
春になると窓を開けて網戸で過ごす時間も増えますが、汚れた網戸を通り抜けてお部屋に吹き込む風にはこうした汚れが含まれている場合も。換気の効果も低減してしまうかもしれません。
NPO法人日本ハウスクリーニング協会が北里環境科学センターの協力のもと行った調査によると、4月上旬には網戸1㎡あたり最大で16,400個もの花粉が付着していることが判明しました。しかもこれは3月下旬に網戸掃除を行ったうえでの計測結果とのこと。わずか2週間で網戸に多くの花粉が付着してしまうことがわかります。
髙橋さんに正しい網戸掃除の方法を教えていただきました。濡らす前にまず汚れを払うのがポイントです。
埃などの乾いた汚れをブラシで払い落とします。
洗車ブラシなど、大きめのブラシがおすすめ。
払い落とした汚れを掃除機で吸いながらお掃除すると、
汚れが舞い広がるのを軽減できます。
濡らしたスポンジで、網目に水を通しながら洗い流していきます。
スポンジもブラシ同様、お風呂用などの大きめサイズが使いやすいそうです。
汚れがひどい場合は、水で濡らした後に洗剤を付けてこすり洗いをします。
最後に濡らした雑巾で水拭きすれば、
お掃除完了です。
ケルヒャー調べのアンケートによると、自宅の網戸掃除は「雑巾や布で拭く」「水で洗い流す」などの方法で行っている人が多いようです。一方で「今の掃除方法に満足している」と回答した人は半数以下という結果に。特に「きれいにならない」「時間がかかる」という点に不満を抱える人が多いことがわかりました。さらに、3人に1人はそもそも「網戸掃除をしない」と回答。しない理由としては、「掃除の仕方がわからない」がトップでした。
網戸掃除をする場合でもその頻度は低く、「半年に1回以下」しか掃除をしない人が6割を超えました。多くの家庭で網戸の汚れが放置されているのが現状のようです。
汚れが気になるものの、なかなか重い腰が上がらない網戸のお掃除。
そのまま放置すれば汚れは雨で固まり、
ますますお掃除が大変になり……という悪循環に陥ってしまいます。
ポイントをおさえたお掃除で網戸をさっぱりきれいにして、
春のさわやかな空気をお部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。
パワフルな水の力で汚れを一掃する高圧洗浄機なら、放置してしまった網戸も窓も丸ごとお掃除できます。上から下へ洗い流すだけの早ワザで、あっという間にお掃除完了。網戸や窓と一緒にサッシも、ベランダも、外壁も一気に洗い流せばおうち丸ごとすっきりきれいにできます。
詳しくはこちらから水道の2倍程度の低い圧力で水を噴射するマルチクリーナーは、水ハネも少なく手軽なお掃除にぴったり。給水タンク一体型なので水道に接続する必要がないうえに、バッテリー式で電源も不要。どこでも使いたい場所へ持ち運べます。汚れが軽いうちにマルチクリーナーでサッと洗い流す習慣を付ければ、頑固な汚れに苦労することもありません。
詳しくはこちらから網戸や窓の汚れをしっかり洗い流したあとは、窓用バキュームクリーナーで窓ガラスの拭きあげを。電動で水を吸引するので、水ダレも拭き跡もなくきれいな窓に仕上がります。
手垢汚れなどが気になる室内の窓は、付属の洗浄剤を使ってピカピカに。曇りのないきれいな窓で、春の陽ざしを満喫しましょう。