ケルヒャー史上最高の洗浄力と静音を実現した、プレミアムな高圧洗浄機シリーズ。

世界初、水冷式インダクションモーター採用。「パワフルで高耐久」を実現するマシン設計。

業務用マシンを開発してきた技術力を家庭用製品へ活かし、ケルヒャーは2009年に世界で初めて家庭用高圧洗浄機に水冷式インダクションモーターを開発・採用しました。
給水口から取込んだ水で常にモーターを冷やし、モーター性能と耐久力を大幅に改善した製品を全てのお客様へ提供しています。

  • 水冷式インダクションモーター
  • 水冷式インダクションモーター

水冷式インダクションモーターのイメージ。給水口から水を取り込み、モーターで冷やします。

水冷式インダクションモーターの特長

  1. POINT1 駆動音を抑え、高耐久、高トルクの高性能モーター
    電磁誘導によって回転力を発生させるインダクションモーターは、回転体であるローターがブラシ等に接触する事が無いので駆動音が静かであり、さらに高耐久で高トルクを発揮できる高性能なモーターです。
    ケルヒャーは工業製品で多く使われるインダクションモーターを家庭用高圧洗浄機へ採用し、水冷化することでモーター性能をさらに向上させました。
    • 電磁誘導によって回転力を発生させるインダクションモーター
    • 電磁誘導によって回転力を発生させるインダクションモーター
  2. POINT2 給水した水を利用してモーターを常に冷却
    高圧洗浄機の心臓部であるモーターは、稼働時は常に発熱しているため、自然放熱でモーターを冷やす空冷式が一般的です。ケルヒャーの水冷式サイレントシリーズでは、モーターを給水した水を利用して常に冷却し、熱によるモーター負荷を軽減することで、安定したパワー供給と、空冷式モーター製品に比べて約3倍の耐久性能を実現しています。
  3. POINT3 高い水圧を安定供給し、効果的に洗浄
    常に冷却されて安定したパワーを発揮できるモーターにより高圧ポンプを動作させることで、洗浄に欠かせない高い水圧を供給し、効果的な洗浄力を生み出します。

静音化テクノロジー

高圧洗浄機の作動音を50%CUT ※自社同等クラス製品と、水冷式サイレント製品を比較した際の体感音での静音化目安値です。

モーター設計以外にも、さまざまな静音化の工夫。

  • POINT1 音を外に漏らさない「本体カバー」
  • POINT2 モーター作動音を抑える「吸音材」
  • POINT3 モーターの振動音を抑える「ゴム製ダンパー」
  • POINT1 音を外に漏らさない「本体カバー」
  • POINT2 モーター作動音を抑える「吸音材」
  • POINT3 モーターの振動音を抑える「ゴム製ダンパー」

改良を重ね、進化し続ける静音化テクノロジー

日本の消費者ニーズに応え、ケルヒャーが静音化テクノロジーの開発を2008年にスタート。ケルヒャーが取り組む静音化の目標値は「音圧レベル:10dBの低減」、この目標値を達成し、体感音で動作音を50%カットするために多様な静音化テクノロジーが開発されました。

水冷式モーターの開発、モーターや製品本体から発生する動作音の低減、動作音自体(周波数)の改良など多岐にわたる取り組みを試行錯誤し、問題を解決する事で目標を達成しています。静音化テクノロジーは高圧洗浄機をリニューアルする度に改良を続けて、日々進化し続けています。

ケルヒャー ドイツ本社のサウンドラボ ケルヒャー ドイツ本社のサウンドラボ:
静音化テクノロジーは、専用のサウンドラボにて
数百回以上のテストが行われ完成します。

2009年の発売以来、進化を続けてきたケルヒャーの歴代サイレントモデル。

より静かな高圧洗浄機を目指して誕生したケルヒャーのサイレントモデルは、2009年の初登場以来、常に進化を続けてきました。今回新たに登場した、K 3/K 4/K 5 水冷式サイレントシリーズは、家庭用高圧洗浄機では世界初となる「水冷式インダクションモーター」を採用。歴代のケルヒャー高圧洗浄機を超える性能を実現しています。

開発者インタビュー 開発者が語る、静音化への取り組み

「体感音で50%減」を実現したときに、「真の静音化モデル」と認められるのです 開発部門 応用研究・技術担当 ドミニック・ショール
ケルヒャーでは、同クラスのマシンと比較して「体感音の50%減」を実現した場合にだけ『静音(サイレント)モデル』として認めています。しかしノイズの感じ方は主観的なものなので、人によって「ノイズが半分(50%減)になった」と感じる状態は異なるのです。そのためノイズ低減の目標値を数値化する事は、非常に難しく、数ある開発ハードルの「最初の難関」になったのです。そこで我々はノイズに関する調査をお客様に対して行い、その調査の結果から「動作音を10デシベル低減」する事が出来れば、ほとんどの人が「とても静かになった」と感じることを導き出したのです。

「10デシベルの低減」=「体感音50%減」、ケルヒャー(我々)の静音化テクノロジーの目標値が定りました。では、どの様にすれば動作音を「10デシベル低減」することが出来るのでしょう?

製品から発生する駆動音は、様々な箇所から発生し、またその一つ一つが多様な周波数のノイズを内包して混ざり合っているため、私たちは高圧洗浄機の動作音を徹底的に分析する事から始めました。と言うのも、静音化対策とは、単純にマシン駆動音(ノイズ)を取り除く事だけでは達成することが出来ないからです。人間の聴覚には「ある特定の周波数帯の音」に強く反応する傾向があるため、「耳障りな音域のノイズを減らし、聞き心地の良い音へと調整する」などの音質の改善を行うことでも、体感するノイズ音を大幅に改善する事ができるからです。

様々な騒音(ノイズ)の発生源に対し、一つ一つ技術的な対策と改善を行い、改善の度にサウンドラボで騒音の状態を測定、その後また改善を繰り返す。サウンドラボでの測定が300回を超えたころ、我々の目標を達成することができました。

静音化テクノロジーは、とても時間のかかる地道な作業の繰り返しにより実現されます。まさに、努力と技術者のコダワリの結晶と言えます。計測値が静かになっただけでは無く、「実際にお客様が使用する状況で、静かであると実感できる事」、これこそが「真の静音」であり、ケルヒャーのサイレントテクノロジーが目指しているものなのです。

ウルフギャング・ミュラー

多様な開発部門との連携で実現した、 水冷式モーターを採用したマシン設計 高圧洗浄機テスト エキスパート ウルフギャング・ミュラー
ウルフギャング・ミュラー
水冷式モーターを搭載した高圧洗浄機の開発は、10年以上前の「K 4 クラスの製品」からスタートしました。開発プロジェクトには、ケルヒャー全社内から テストラボチーム、開発チーム、エンジニチーム、プロダクトマネジメント、デザインチームなど 多くの部門が参加し、チーム間で連携してあらゆる課題を克服し、水冷式サイレントシリーズとして最適な解決策を導きだしています。

水冷式モーターを世界で初めて高圧洗浄機に採用する事になった2008年の開発の際には、「ポンプユニット回り(ポンプと本体ケース)設計の大幅な見直し」を行い、製品本体内に吸音材を設置すると技術的な選択肢が増え、多岐に渡る部門がアイデアを出し合うことで「静音化テクノロジー」が大幅に改善、進化したのです。

こうした努力の結果、さまざまな静音化対策を進めることで、私たちは水冷式サイレントシリーズの開発において、世界でも類を見ない「体感音で50%の静音化」を成し遂げることができました。2022年現在、ケルヒャーの研究開発部門には、約1,000人のスタッフが在籍し、製品のさらなる改善と新しい機能の開発に日々取り組み、お客様に最適な製品、機能を提供するため、継続的な開発、改善に力を入れています。
水冷式サイレントシリーズは日本人の「気づかい文化」から誕生したのです 工業デザインデザイン ディレクター マイケル・マイヤー
マイケル・マイヤー
数あるケルヒャー製品の中でも、水冷式サイレントシリーズを特別な製品として位置づけているのは、お客様の声なんです。

周囲に配慮し、関係を重んじる日本人特有の「気づかい文化」をヒントに日本市場向けに開発された静音化テクノロジーは、日本市場のための技術要素なんです。水冷式サイレントシリーズを2009年に発売して以降、多くお客様に「静かなマシン」は支持され高圧洗浄機市場でのロングセラー製品となりました。

これからもケルヒャーは、全世界のお客様と向き合い、多様な生活様式に合わせた最適な清掃機器を開発し、常にお客様に提案し続けていきます。

マイケル・マイヤー

製品ラインナップ紹介

K3 サイレントプラス コンパクトで使いやすいデザイン体感音50%カットのサイレントテクノロジー搭載モデル

K 3 サイレント プラス ベランダ

K 3 サイレント プラス
ベランダ

K 3 サイレント プラス ベランダ&カー

K 3 サイレント プラス
ベランダ&カー

K4 プレミアムサイレント ホースリールと豊富なアクセサリーで家中まるごとキレイに高圧洗浄

K 4 プレミアム サイレント

K 4 プレミアム
サイレント

K 4 プレミアム サイレント ホーム

K 4 プレミアム
サイレント ホーム

K5 プレミアムサイレント サイレントテクノロジーとプレミアムアクセサリーのケルヒャー史上最高峰モデル

K 5 プレミアム サイレント

K 5 プレミアム
サイレント

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